「〇〇士」、どう違う??

こんにちは(*^_^*) 行政書士の池です。
新年度ですね。新鮮な気分になっておられる方も多いのではないでしょうか!?
私は毎年、春になるとやたらとテンションが上がります♪ 🌸🌸🌸
さて、この度ブログを始めてみました。
私は、平成26年7月15日に行政書士として登録し、同年の8月1日に開業しました。
(行政書士は、行政書士会に登録して初めて、行政書士としてのお仕事ができるのです。)
今年の7月15日で、登録から丸3年が経ちます。
何とか細々とやって参りましたが、時間が経つのはあっという間ですね。
よく「行政書士ってどんなことをするの?」とか、「登記お願い。」「相続税のことを聞きたい。」…などと言われることもあります。
そもそも「行政」「書士」って何だ??…という気もしますし、
「○○士」(いわゆる士業)がいくつもあるから、違いが本当にわかりにくいと思います (~_~;)
ざっくりとしたイメージとしては、書類の提出先によって職域を分ける感じです。
・弁護士さん
→ 裁判のプロ。裁判所に提出する書類は弁護士さんのメイン業務。
その他、法律事務全般を取り扱っておられます。

・司法書士さん
→ 不動産や会社の登記のプロ。法務局への提出書類は司法書士さんの業務。
また、簡易裁判所の代理権を有する司法書士さんも多数おられます。

・税理士さん
→ 税金に関する事務のプロ。税務署に提出する書類は税理士さんの業務。

・社労士さん
→ 正式名称:社会保険労務士。労働や年金に関する事務のプロ。
労働基準監督署やハローワークに提出する書類は社労士さんの業務。

そして、
・行政書士
→ 上に載っている以外の役所に提出する書類の作成・提出をします。
役所の数だけお仕事の余地がある…とも言えるかも知れません。
(例:建設業許可→都道府県知事or国土交通大臣、車庫証明→各都道府県警察)
また、契約書や遺言書など、法的な効果を生じさせる書類を作成したり、
会議の議事録作成など、事実を証明する書類を作成するお仕事をします。
(当事者間や関係者との間に争いがない場合限定。)

普段私はざっくりとこのように説明しております。
(他にも、弁理士さん、公認会計士さん、土地家屋調査士さんなどもありますが、私が経験した範囲では、職域の問題が起きたことがありませんので、すみませんがここでは割愛させて頂きます。)
自分1人ではできないことは他の士業の先生にお願いしますし、逆に他の士業の先生からお仕事をご紹介頂くこともあります。
士業どうしがお互いの職域を守りながら、できない所を協力して行く…、そのように業務をされている士業の先生方は多いと思います。
細かい職域がよくわからない場合でも、お気軽にお問い合わせ下さい(*^_^*)